2010/04/14

シャッター アイランド

 CMの謎解きに誘われて、観に行ってしまいました。
 周囲を断崖絶壁に囲まれた海の孤島”シャッターアイランド”。そこには精神を患った犯罪者の収容施設がある。そこで起きた一人の女性患者の失踪。厳重な警戒下にある施設からどうやって抜け出したのか?レオナルド・ディカプリオ演じる連邦保安官は、その不可解な失踪を捜査するために島に乗り込んでくる。ところが、この保安官にはこの島に潜入すべき他の理由もあった。

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 時代設定が、第二次大戦後まもなくという事で、ナチスの虐殺や脳手術による更生など、怪しいモノが次から次へと提示されてきますし、なによりもこのシャッターアイランドという”密室”とそこにいる狂気を感じさせる人間達。異空間の舞台は申し分ないですし、またディカプリオの演技が素晴らしい。面白そうな材料がたくさん揃った映画です。


 ただ、惜しむらくはCMなどで煽った”謎解き”でした。この映画の”謎”は、推理小説での作者からの挑戦状的な謎とは違うものです。「あなたの脳を信じてはいけない」を謎解きと結びつけず、その謎自体を味わう方に持っていった方が、より映画を楽しめるのではというのが、正直な感想です。昔に観た「薔薇の名前」という映画を思い出しました。あの映画がお好きなら楽しめるのではと思います。

★★★☆